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さいたまシティ在住 2児の父ブログ

映画”グミ•チョコレート•パイン”を観た

      2018/04/07

グミ•チョコレート•パインにハマっているのは先日の銀杏BOYZのエントリーでも書いた通りなのだが、小説も読み終わったので今更ながら映画も観た。なので思ったことでも書こうかなと。映画だけじゃなく、小説部分についてのネタバレも含むので要注意。

あらすじはこんな感じ↓

2007年の東京郊外、会社をクビになり実家へ帰ってきた賢三(大森南朋)は、放ったらかしになった手紙の束の中に、「山口美甘子」と署名された一通の手紙を発見する。「あなたのせいなのだから」と一行だけ書かれたその手紙は、一年前に自殺した高校時代の同級生・美甘子から届けられたものだった。37歳になった賢三は、知らぬ間にこの世を去った美甘子の面影とともに、21年前の冴えなかった高校生時代を思い出す…。高校2年生の賢三(石田卓也)は、親友のカワボン(森岡龍)、タクオ(金井勇太)とともに、悶々とした日々を送っていた。自慰行為にふけり、夜な夜な3人で集まっては、酒を飲み、アンダーグラウンドなロックを聴く。くだらない話題で盛り上がるクラスの低俗なヤツらを尻目に、「オレはアイツらとは違う」と思いながら、結局のところ何をやればいいかは全然わからない日々を過ごしていた。学校一の人気者・美甘子(黒川芽以)に憧れを抱くものの、賢三は彼女と目を合わせることすらできない。趣味の名画座巡りをしていた賢三は、ある日、薄汚い映画館の中で偶然に美甘子を見かける。しどろもどろになりながら、なんとか彼女と会話することに成功した賢三は、美甘子は自分と同じ側の人間じゃないかと漠然と感じる。そして、相変わらず夜な夜な酒を酌み交わす賢三とカワボンとタクオは、通販で買ったノイズバンドのビデオを見ながら、周囲のヤツらを見返すため、遂にバンドを組むことを決意する。彼らは雑誌のメンバー募集を見て加わった山之上(柄本佑)とともに、夢の初ライヴへ向けて始動する。一方、名画座で再び美甘子と出会った賢三は、マニアックな映画談義で彼女とすっかり意気投合し、美甘子への想いをさらにさらに深くするのだった……。

以下、感想↓

スカスカ感が否めない
小説3巻分を2時間映画一本にまとめた都合上、どうしてもスカスカ感がある。端折ってる部分があるのはしょうがないにせよ、重要な部分まで何故そうなってるのかが分かりづらい。(何でタクオ、カワボン、山之上の三人でライブすることになったのかとか。)一緒に観てた嫁(小説は未読)もエンドロールが流れたときに、『これで終わり?』とびっくりしてた。小説読んでれば背景とか分かるんだけど、そうでもないと流石に分かりづらいよなぁというのが正直なところ。

じーさんがいない
やっぱじーさんは必要でしょう。

キャスティングが何か違う
ケンゾーがイケメンってのはどうなの?山口美甘子ももっと長身の大人びてた女優のが良かったと思う。反面、山之上はハマり役だったと思うが。もちろんこれは超個人的感想。

21年後の設定が残念
小説のチョコ編のあとがきで著者 大槻ケンヂは『登場人物全員を幸せにしてあげたい』ということを書いていた。パイン編では概ねそんな感じで終わっていたと思うんだが、映画を観てみるとどうにもスッキリしない。タクオの変わりっぷりが残念すぎたり(あれじゃただの成金じゃん)、ケンゾーがサラリーマンになってるのはともかく、映像の世界へ向かってからの話とかも触れて欲しかったし。何より山口美甘子は自殺するようなタマじゃないし。(そもそも、あらすじとして山口美甘子が自殺してたって設定はどうなんだ??)最終的に淡い恋愛モノのような終わり方だったのも違和感しかないんだよな。小説ではもっと青春のドロドロした部分とか(オナニー描写は過剰すぎるほどあったけど。)、スケールは小さいながらもケンゾーが世界に対して向き合っていく成長過程みたいなものが盛り込まれていたと思うんだけど、それが描ききれてなかったのが残念でした。

もちろん映画は映画として十分面白いものではありました。ただ僕は、著者のパイン編の文庫版あとがきの『続編、外伝、番外編といったものを書いてみたい』という言葉を期待して、この映画は小説とは別のアナザーストーリーと捉えておきたいと思います。

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